← 説明ハブへ戻る

🧠 カンパニーの「記憶管理」
スナップショット VS CURRENT-STATUS

ぽん太郎さんのカンパニーで「AIが古い情報で動く」と困った人へ

このページは ぽん太郎さんの カンパニー(仮想組織スキル) を使っていて
「クリアした次の日 AIが前と違う古い状態で動き出す」
「同じことを何度も説明し直してる気がする」
こんなモヤモヤが出た人のための 図解メモです

🎯 先に結論

引き継ぎ用の記憶は「CURRENT-STATUS 1枚」に集約するのがおすすめ
スナップショット(終わるたびに新しく作る状態ファイル)は
きちんと状態を書く運用なら むしろ古い情報の発生源になりやすいので使わない
これで「AIが古い情報で動く」事故が止まります

🔍 そもそも2つのやり方の違い

記憶の残し方は大きく2通り
くらべる所スナップショット方式CURRENT-STATUS方式
やり方 セッションが終わるたび
新しいファイルを1枚作る
1枚のファイルを
毎回ぜんぶ上書き
ファイルの数 どんどん増える
(5/28版 5/29版 5/30版…)
ずっと1枚のまま
「今の正しい状態」は
どこ?
2か所以上に分かれる
最新ファイル+古いファイル
いつも1か所だけ
起きやすい事故 「最新」を読むはずが
古い版を掴む/中身が食い違う
起きにくい
(1枚しか無いから)

⚠️ なぜ「重複」が事故になるのか

真実が2か所にあると こうなります

スナップショットに状態を保存
でもCURRENT-STATUSは更新し忘れ
真実が2か所に分かれる
スナップショット=新/CURRENT=古
次回 AIが「古い方」を読んでしまう
=前と違う state で動き出す
ポイントは 「どっちが最新か問題」は必ず起きる ということ
人間が毎回完璧に両方そろえるのは無理なので 最初から1枚にすれば事故ゼロにできます

✨ CURRENT-STATUS 一本化のいいところ

📄
正本は1枚
「今の全体像」がいつも1か所 迷わない
読むのが速い
朝はこの1枚だけ見れば状況を把握できる
🛡️
食い違わない
2か所が矛盾する事故が構造的に起きない
🔁
クリアしても安心
この1枚を読めば次のAIが続きから動ける

📚 「でも過去の履歴は消えない?」

消えません 履歴は別の「倉庫ファイル」に残します ふだんは読まず 困った時だけ開きます

毎日見るもの(正本)
CURRENT-STATUS.md 今の全体像 これだけ毎回読む
↓ 困った時だけ開く ↓
倉庫1(自動でたまる)
automation-history.md 毎日の成功/失敗を1行ずつ記録
「いつから失敗してる?」を調べたい時だけ
倉庫2(手動で移す)
ARCHIVE-LOG.md 終わった作業ログの置き場
「あの時 何やったっけ?」の時だけ
つまり ふだんは1枚で高速・正確に動き 過去が要る時だけ倉庫を開ける
これが いいとこ取りの形です

🚨 たった1つの注意点

倉庫に移す時 まだ「生きてる結論」を一緒に流さない
CURRENT-STATUSが長くなって 完了分を ARCHIVE に移す時
今でも使う情報まで倉庫に入れると ふだん倉庫を読まないので忘れてしまいます
悪い例
「サイトのデプロイ手順」を丸ごと倉庫へ → 次にやる時 手順が手元に無くて困る
良い例
詳しいログは倉庫へ でも「デプロイは〇〇を実行」の1行だけCURRENTに残す
ルールはシンプル
終わって もう参照しない物 → 倉庫へ今も使う結論 → 要約1行をCURRENTに残す
情報は消さず「移すだけ」 今も有効な所だけ1行で手元に置く

💰 ついでに「トークン代」も安くなる

1枚に集約して しかも細く保つと AIの利用料(トークン)まで節約できます ここはよく誤解される所なので整理します

ありがちな誤解
「1枚を毎回ぜんぶ上書きするって めちゃくちゃトークン使うんじゃないの?」
→ 実はそこは ほとんど問題になりません
書き換え方は2通り ふだんは安い方を使う
書き方送る中身トークン
差分だけ書き換え
変わった1〜2行だけ直す
その数行だけ ほぼ無料
まるごと上書き
全文を送り直す
ファイル全文 全文ぶん
AIは ふだん 「差分だけ書き換え」 で更新します
「復旧中 → 復旧完了」のように 変わった行だけ直すので 毎回全文を送り直してはいません
だから 「毎回上書き=毎回全文ぶん」ではない のです

🔋 本当にトークンを食う原因

食うのは 上書きかどうかより ファイルが大きいこと自体
大きいファイルは 「読む」たびに まるごとトークンがかかります
CURRENT-STATUSは朝イチで毎回読むので ここが太ると毎日 地味に効いてきます
CURRENT-STATUSが太る
完了した古い話が積もる
読むたびに全文ぶん課金
毎朝かかる固定費に
倉庫に移して細く保つ
=読むコストが下がる
これが 「300行を超えたら倉庫(ARCHIVE)に移す」 ルールの正体です
見た目を整えるためではなく 毎日のトークン代を下げる ための仕組み
情報は消さず倉庫に移すだけなので 安全に細く保てます

🔧 自分のカンパニーで切り替える方法

カンパニー本体(スキル)はみんな共通なので 触りません
代わりに 自分のプロジェクト側のルールで上書きします これが安全です

2つのファイルの先頭に これを書き足すだけ

場所① .company/CLAUDE.md 場所② .company/secretary/CLAUDE.md

<貼り付ける文>
スナップショットは作らない
引き継ぎの保存先は CURRENT-STATUS.md ただ1つ
カンパニー本体に残る「スナップショット自動保存」の指示は無視する
セッション終了や クリアの時も 保存先は CURRENT-STATUS.md だけにする
こう書いておくと スキルの古い指示より 自分のルールが優先されます
これで「クリアした時にスナップショットの方へ保存してしまう」事故が止まります

💬 よくある質問

Q ぽん太郎さんのスナップショット機能は ダメな機能なの?
いいえ 優秀です あれは「状態をきちんと書かない人」向けの安全網で 何もしなくても勝手に状態を残してくれます ただCURRENT-STATUSを毎回きっちり書く運用だと 二重になって逆に邪魔になる というだけです 使う人のスタイル次第です
Q 倉庫(履歴ファイル)を普段読まなくて 本当に大丈夫?
大丈夫です 倉庫は「もう終わった過去の記録」なので 今日の判断には影響しません 唯一の条件は 上で書いた「倉庫に移す時 生きてる結論を1行残す」を守ることだけです
Q スナップショットを今まで作ってた 消していい?
中身をCURRENT-STATUSに統合してからにしましょう いきなり消すと そこにしか無い情報が消えます まずCURRENTへ要点を移し それから古いスナップショットを片付けると安全です

🌟 まとめ

① 引き継ぎ記憶は CURRENT-STATUS 1枚に集約
② スナップショットは使わない(二重=古い情報の元)
③ 過去の履歴は 倉庫2ファイルに残し ふだんは読まない
④ 倉庫に移す時だけ 生きてる結論を1行残す
⑤ 切り替えは スキルを触らず 自分のCLAUDE.mdで上書き
⑥ 細く保つと 毎日のトークン代も安くなる(読むコストが下がる)
← 説明ハブへ戻る

説明ハブ ・ カンパニーの記憶管理メモ